クラス SGObject

ウィジェットオブジェクトの基底クラス [詳細]

#include <sgobject.h>

SGObjectに対する継承グラフ
Inheritance graph
[凡例]

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

 SGObject (SGDialog *dlg, SGObject *parent, int id, int type)
 コンストラクタ
virtual ~SGObject ()
 デストラクタ
virtual SGObjectFind (int id)
 このオブジェクトのリソースIDが指定されたIDと同じか調べる
virtual SGObjectFindType (int type)
 このオブジェクトの種類が指定された種類と同じか調べる
virtual SGObjectFindFirst ()
 このオブジェクトが無効でなく非表示でないことを調べる
virtual SGObjectFindFocus ()
 このオブジェクトがフォーカスを持っているか調べる
virtual SGObjectFindNext (int id, SGObject **idobj)
 次のオブジェクトを検索する
virtual SGObjectFindPrevious (int id, SGObject **idobj)
 前のオブジェクトを検索する
virtual SGObjectFindCaret ()
 キャレットを持つオブジェクトを検索する
virtual SGObjectGetActiveObject (int groupid)
 アクティブになっているオブジェクトを検索する
virtual SGObjectGetObjectFromHandle (SGHandle handle)
 ハンドルからオブジェクトのポインタを取得する
void SetOffset (int offx, int offy)
 オフセット値を設定する
void GetPosition (int &x, int &y, int &w, int &h)
 オブジェクトの位置を取得する
SGRect GetPosition ()
 オブジェクトの位置を取得する
void SetPosition (int x, int y)
 オブジェクトの位置を設定する
void SetPosition (int x, int y, int w, int h)
 オブジェクトの位置と大きさを設定する
void SetSize (int w, int h)
 オブジェクトのサイズを設定する
int IsVisible ()
 表示状態を取得する
int PosX ()
 オブジェクトのX座標を取得する
int PosY ()
 オブジェクトのY座標を取得する
int PosW ()
 オブジェクトの幅を取得する
int PosH ()
 オブジェクトの高さを取得する
void SetClickable (int enable)
 オブジェクトのクリッカブル属性のON/OFFを行う
int IsClickable ()
 オブジェクトのクリッカブル属性を取得する
int GetMyDialogId ()
 ダイアログのリソースIDを取得する
SGHandle GetHandle ()
 ハンドルを取得する
SGHandle GetMyDialogHandle ()
 ダイアログのハンドルを取得する
SGObjectGetParent ()
 親オブジェクトを取得する
void SetParent (SGObject *parent)
 親オブジェクトを設定する
virtual int GetCaret ()
 キャレットの有無を取得する
virtual void SetCaret (int caret)
 キャレットの有無を設定する
virtual void SetAttr (int attr)
 オブジェクトの属性を設定する
virtual void SetRadioButton (int enable=1)
virtual int GetRadioButton ()
virtual SGHandle HitTest (int posx, int posy)
virtual SGRect Update ()
 オブジェクトの表示を更新する
virtual void Draw (SGSurface *surface, SGRect region, int offx=0, int offy=0)
virtual SGStringGetText ()
 文字列を取得する
virtual void SetText (SGString text)
 文字列を設定する
virtual int GetFocusStop ()
 フォーカス属性を付けることができるか調べる
virtual void SetFocusStop (int stop)
 フォーカス属性を付けることが、できる/できない、を設定する
virtual void SetFontId (int fontid)
 使用するフォントを設定する
virtual void SetMarginX (int margin)
 文字列を配置する時の横方向のマージンを設定する
virtual void SetMarginY (int margin)
 文字列を配置する時の縦方向のマージンを設定する
virtual void SetAlign (int align)
 文字列の配置情報を設定する
virtual void SetColor (unsigned int col)
 文字列表示色を設定する
virtual void SetColorEffect (unsigned int col)
 効果色を設定する
virtual void SetLinespace (int space)
 複数行文字列を表示する時の改行幅を設定する
virtual int GetFontId ()
 使用しているフォントを取得する
virtual int GetMarginX ()
 文字列を配置する時の横方向のマージンを取得する
virtual int GetMarginY ()
 文字列を配置する時の縦方向のマージンを取得する
virtual int GetAlign ()
 文字列の配置情報を取得する
virtual unsigned int GetColor ()
 文字列表示色を取得する
virtual unsigned int GetColorEffect ()
 効果色を取得する
virtual int GetLinespace ()
 複数行文字列を表示する時の改行幅を設定する
virtual int GetEnableRepeat ()
 押し下げ状態の時にクリックを許可する/しないを設定
virtual void SetEnableRepeat (int enable=1)
 キーリピートの有効/無効を設定する
virtual void GetRepeatTime (int &first, int &interval)
 キーリピートが開始されるまでの時間とキーリピート間隔を取得する
virtual void SetRepeatTime (int first, int interval)
 キーリピートが開始されるまでの時間とキーリピート間隔を設定する
virtual int GetPushTime ()
 押し下げ状態を維持する時間を取得
virtual void SetPushTime (int time)
 押し下げ状態を維持する時間を設定
virtual int GetPushClickEnable ()
 押し下げ状態の時にクリックを許可する/しないを取得
virtual void SetPushClickEnable (int enable)
 押し下げ状態の時にクリックを許可する/しないを設定
int GetType ()
 オブジェクトの種類を取得する
int GetId ()
 リソースIDを取得する
int GetAttr ()
 オブジェクトの属性を取得する
int IsPush ()
 押し下げ状態かを確認する
int GetFocus ()
 フォーカスの状態を取得する
void GetDialogPos (int &x, int &y)
 ダイアログの位置を取得する

Protected メソッド

SGCoreCore ()
 コアオブジェクトを取得する
SGSurfaceSurface ()
 サーフェースを取得する

説明

ウィジェットオブジェクトの基底クラス


コンストラクタとデストラクタ

SGObject ( SGDialog dlg,
SGObject parent,
int  id,
int  type 
)

コンストラクタ

オブジェクトの基本クラスです。

引数:
dlg このオブジェクトを持っているダイアログ
parent このオブジェクトを管理する親オブジェクト
id オブジェクトのリソースID
type オブジェクトの種類
~SGObject (  )  [virtual]

デストラクタ


関数

SGObject * Find ( int  id  )  [virtual]

このオブジェクトのリソースIDが指定されたIDと同じか調べる

このオブジェクトのリソースIDが指定されたIDと同じか調べます。
※基本クラスです。 SGGroupObject::Find() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::Find() を参照して下さい。

引数:
id リソースID
戻り値:
このオブジェクト 指定のIDと、このオブジェクトのリソースIDが同じ場合
NULL 指定のIDと、このオブジェクトのリソースIDが違う場合

SGGroupObjectで再定義されています。

SGObject * FindType ( int  type  )  [virtual]

このオブジェクトの種類が指定された種類と同じか調べる

このオブジェクトの種類が指定された種類と同じか調べます。
※基本クラスです。 SGGroupObject::FindType() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::FindType() を参照して下さい。

引数:
type 種類
戻り値:
このオブジェクト 指定の種類と、このオブジェクトの種類が同じ場合
NULL 指定の種類と、このオブジェクトの種類が違う場合

SGGroupObjectで再定義されています。

SGObject * FindFirst (  )  [virtual]

このオブジェクトが無効でなく非表示でないことを調べる

このオブジェクトが無効でなく非表示でないことを調べます。
※基本クラスです。 SGGroupObject::FindFirst() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::FindFirst() を参照して下さい。

戻り値:
このオブジェクト このオブジェクトが無効でなく非表示でない場合
NULL このオブジェクトが無効、または非表示の場合

SGGroupObjectで再定義されています。

SGObject * FindFocus (  )  [virtual]

このオブジェクトがフォーカスを持っているか調べる

このオブジェクトがフォーカスを持っているか調べます。
※基本クラスです。 SGGroupObject::FindFocus() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::FindFocus() を参照して下さい。

戻り値:
このオブジェクト このオブジェクトがフォーカスを持っている場合
NULL このオブジェクトがフォーカスを持っていない場合

SGGroupObjectで再定義されています。

SGObject * FindNext ( int  id,
SGObject **  idobj 
) [virtual]

次のオブジェクトを検索する

次のオブジェクトを探す為にグループオブジェクトが使用します。
※基本クラスです。 SGGroupObject::FindNext() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::FindNext() を参照して下さい。

idobjがNULLの場合で与えられたidがこのオブジェクトのIDと一致する場合、 idobjに、このオブジェクトを代入し、NULLを返します。(idがゼロの場合はこのオブジェクトが フォースを持っている場合に、このオブジェクトを代入します。)
idobjがNULLでない場合は、このオブジェクトが無効でなく非表示でないことを確認します。

引数:
id 基準となるオブジェクトのリソースID
0(ゼロ)を指定すると現在のフォーカスオブジェクトになります。
idobj 指定したidにより見つかったオブジェクト(取得用)
戻り値:
このオブジェクト 検索条件を満たす場合
NULL 検索条件を満たさない場合
SGObject * FindPrevious ( int  id,
SGObject **  idobj 
) [virtual]

前のオブジェクトを検索する

前のオブジェクトを探す為にグループオブジェクトが使用します。
※基本クラスです。 SGGroupObject::FindPrevious() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::FindPrevious() を参照して下さい。

idobjがNULLの場合で与えられたidがこのオブジェクトのIDと一致する場合、 idobjに、このオブジェクトを代入し、NULLを返します。(idがゼロの場合はこのオブジェクトが フォースを持っている場合に、このオブジェクトを代入します。)
idobjがNULLでない場合は、このオブジェクトが無効でなく非表示でないことを確認します。

引数:
id 基準となるオブジェクトのリソースID
0(ゼロ)を指定すると現在のフォーカスオブジェクトになります。
idobj 指定したidにより見つかったオブジェクト(取得用)
戻り値:
このオブジェクト 検索条件を満たす場合
NULL 検索条件を満たさない場合
SGObject * FindCaret (  )  [virtual]

キャレットを持つオブジェクトを検索する

グループ内からキャレットを持ったオブジェクトを検索します。
キャレットオブジェクトはダイアログに1つだけ存在できます。 ※基本クラスです。 SGGroupObject::FindCaret() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::FindCaret() を参照して下さい。

戻り値:
見つかった場合、オブジェクトのポインタを返します。見つからなかった場合はNULLを返します。

SGGroupObjectで再定義されています。

SGObject * GetActiveObject ( int  groupid  )  [virtual]

アクティブになっているオブジェクトを検索する

指定されたgroupidがこのオブジェクトのグループIDと等しく、かつアクティブかどうか調べます。
※基本クラスです。 SGGroupObject::GetActiveObject() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::GetActiveObject() を参照して下さい。

引数:
groupid 検索対象オブジェクトのグループID
戻り値:
見つかった場合、オブジェクトのポインタを返します。見つからなかった場合はNULLを返します。

SGGroupObjectで再定義されています。

SGObject * GetObjectFromHandle ( SGHandle  handle  )  [virtual]

ハンドルからオブジェクトのポインタを取得する

ハンドルからオブジェクトのポインタを取得します。 ※基本クラスです。 SGGroupObject::GetObjectFromHandle() が使用する為に存在します。
詳細は SGGroupObject::GetObjectFromHandle() を参照して下さい。

引数:
handle オブジェクトのハンドル
戻り値:
指定されたハンドルを持つオブジェクトのポインタを返す。取得に失敗した場合は、NULLを返す。

SGGroupObjectで再定義されています。

void SetOffset ( int  offx,
int  offy 
)

オフセット値を設定する

オブジェクトのオフセットを設定します。
オフセットは座標に付加されるものです。
主に内部で使用されます。

引数:
offx 
offy 
void GetPosition ( int &  x,
int &  y,
int &  w,
int &  h 
)

オブジェクトの位置を取得する

オブジェクトの位置を取得します。

引数:
&x X座標(取得用)
&y Y座標(取得用)
&w 幅 (取得用)
&h 高さ(取得用)
SGRect GetPosition (  ) 

オブジェクトの位置を取得する

オブジェクトの位置を取得します。

戻り値:
各頂点の座標がセットされたSGRect構造体
void SetPosition ( int  x,
int  y 
)

オブジェクトの位置を設定する

オブジェクトの位置を設定します。

引数:
x X座標
y Y座標
void SetPosition ( int  x,
int  y,
int  w,
int  h 
)

オブジェクトの位置と大きさを設定する

オブジェクトの位置と大きさを設定します。

引数:
x X座標
y Y座標
w 
h 高さ
void SetSize ( int  w,
int  h 
)

オブジェクトのサイズを設定する

オブジェクトのサイズを設定します

引数:
w 
h 高さ
int IsVisible (  ) 

表示状態を取得する

オブジェクトの表示状態(表示/非表示)を取得します。

戻り値:
TRUE 表示状態
FALSE 非表示状態
int PosX (  ) 

オブジェクトのX座標を取得する

オブジェクトのX座標を取得します。

戻り値:
オブジェクトのX座標
int PosY (  ) 

オブジェクトのY座標を取得する

オブジェクトのY座標を取得します。

戻り値:
オブジェクトのY座標
int PosW (  ) 

オブジェクトの幅を取得する

オブジェクトの幅を取得します。

戻り値:
オブジェクトの幅
int PosH (  ) 

オブジェクトの高さを取得する

オブジェクトの高さを取得します。

戻り値:
オブジェクトの高さ
void SetClickable ( int  enable  ) 

オブジェクトのクリッカブル属性のON/OFFを行う

オブジェクトのクリッカブル属性のON/OFFを行います。

引数:
enable ON/OFF

TRUE  クリック通知が発行されるようにする
FALSE クリック通知が発行されないようにする
int IsClickable (  ) 

オブジェクトのクリッカブル属性を取得する

オブジェクトのクリッカブル属性を取得します。

戻り値:
TRUE クリック通知は発行されます。
FALSE クリック通知は発行されません。
int GetMyDialogId (  ) 

ダイアログのリソースIDを取得する

このオブジェクトを持っているダイアログのリソースIDを取得します。

戻り値:
ダイアログのリソースID
SGHandle GetHandle (  ) 

ハンドルを取得する

このオブジェクトのハンドルを取得します。

戻り値:
ハンドル
SGHandle GetMyDialogHandle (  ) 

ダイアログのハンドルを取得する

このオブジェクトを持っているダイアログのハンドルを取得します。

戻り値:
ダイアログのハンドル
SGObject * GetParent (  ) 

親オブジェクトを取得する

親オブジェクトを取得します。

戻り値:
親オブジェクトのポインタ
void SetParent ( SGObject parent  ) 

親オブジェクトを設定する

親オブジェクトを設定します。

引数:
parent 親オブジェクトのポインタ
int GetCaret (  )  [virtual]

キャレットの有無を取得する

このオブジェクトにキャレットが存在するかどうか確認します。
キャレットはエディットボックスにのみ存在します。

戻り値:
TRUE キャレット有り
FALSE キャレット無し

SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetCaret ( int  caret  )  [virtual]

キャレットの有無を設定する

このオブジェクトのキャレットをON/OFFします。
キャレットを置くことができるのはエディットボックスだけです。

引数:
caret 有無

TRUE  キャレットを置く
FALSE キャレットを外す

SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetAttr ( int  attr  )  [virtual]

オブジェクトの属性を設定する

オブジェクトの属性を設定します。

引数:
attr 属性

SG_ATTR_NORMAL  (0)
SG_ATTR_DISABLE (1)
SG_ATTR_ACTIVE  (2)
SG_ATTR_FOCUS   (3)
SG_ATTR_DOWN    (4)
SG_ATTR_ACTDOWN (5)
SG_ATTR_HIDE    (6)
SG_FOCUS_ON     (16)
SG_FOCUS_OFF    (17)
SG_PUSH_ON      (18)
SG_PUSH_OFF     (19)

SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetRadioButton ( int  enable = 1  )  [virtual]

ラジオボタン属性の有無を設定する ラジオボタン属性の有無を設定します。
グループにラジオボタン属性が付いている場合、そのグループ内のオブジェクトはアクティブ属性を 付けることができるオブジェクトが1つに制限されます。一つのオブジェクトにアクティブ属性を付けると 以前のアクティブオブジェクトは自動的にノーマル属性になります。

引数:
enable ON/FF(省略時ON)

TRUE  ラジオボタン属性をONにします。
FALSE ラジオボタン属性をOFFにします。

SGGroupObjectで再定義されています。

int GetRadioButton (  )  [virtual]

ラジオボタン属性の有無を取得する ラジオボタン属性の有無を取得します。
グループにラジオボタン属性が付いている場合、そのグループ内のオブジェクトはアクティブ属性を 付けることができるオブジェクトが1つに制限されます。一つのオブジェクトにアクティブ属性を付けると 以前のアクティブオブジェクトは自動的にノーマル属性になります。

戻り値:
TRUE ラジオボタン属性ON
FALSE ラジオボタン属性OFF

SGGroupObjectで再定義されています。

SGHandle HitTest ( int  posx,
int  posy 
) [virtual]

指定した座標にオブジェクトが存在するか判定する 指定した座標にオブジェクトが存在するか判定します。

引数:
posx X座標(ダイアログの左辺を0とする)
posy Y座標(ダイアログの上辺を0とする)
戻り値:
オブジェクトが存在する場合、オブジェクトのハンドルを返す。存在しない場合、0を返す。

SGButtonObject, SGPictureObject, SGIconObject, SGMovieObject, SGCanvasObject, と SGGroupObjectで再定義されています。

SGRect Update (  )  [virtual]

オブジェクトの表示を更新する

オブジェクトの表示を更新します。
位置、サイズ、属性などの変更後は Update() が必要です。
実際の表示更新は SGDialog::Flip() が呼ばれた時に行います。
この関数はダイアログクラスの Update() 関数内で使われていてオブジェクトの 変更後の Update() Flip() が内部でコールされます。
オブジェクトの属性変更、移動などの編集作業は SGDialog::Update() を使用すると便利です。

戻り値:
更新領域を返します。
参照:
SGDialog::Update(int objid,int attr)
SGDialog::Update(int objid,const char* text)
SGDialog::Update(int objid,int x,int y)
SGDialog::Update(int objid,int x,int y,int w,int h)

SGPictureObject, と SGIconObjectで再定義されています。

void Draw ( SGSurface surface,
SGRect  region,
int  offx = 0,
int  offy = 0 
) [virtual]

オブジェクトを描画する 更新範囲内に含まれるオブジェクトの描画を行います。

引数:
surface 表示するサーフェース
region 更新範囲
offx オフセットX
offy オフセットY

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, SGPictureObject, SGIconObject, SGMovieObject, SGCanvasObject, SGTextObject, と SGGroupObjectで再定義されています。

SGString * GetText (  )  [virtual]

文字列を取得する

文字列を取得します。

戻り値:
文字列

SGKeyboardObject, SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetText ( SGString  text  )  [virtual]

文字列を設定する

文字列を設定します。

引数:
text 文字列

SGKeyboardObject, SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetFocusStop (  )  [virtual]

フォーカス属性を付けることができるか調べる

このオブジェクトにフォーカス属性を付けることができるか調べます。

戻り値:
TRUE フォーカス属性を付けることができます。
FALSE フォーカス属性を付けることはできません。

SGButtonObject, と SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetFocusStop ( int  stop  )  [virtual]

フォーカス属性を付けることが、できる/できない、を設定する

フォーカス属性を付けることが、できる/できない、を設定します。
フォーカスが有効なオブジェクトはボタンとエディットボックスのみです。
その他のオブジェクトに設定した場合は無視されます。
ボタンやエディットボックスにフォーカスを置きたくない場合に使用します。
デフォルトではボタン、エディットボックスはフォーカスが有効になっています。

引数:
stop TRUE 有効(フォーカス属性を付けることができるようにする)
stop FALSE 無効(フォーカス属性を付けることができないようにする)

SGButtonObject, と SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetFontId ( int  fontid  )  [virtual]

使用するフォントを設定する

このオブジェクトが使用するフォントを設定します。
オブジェクトがフォントを持たない場合、処理は無視されます。

引数:
fontid フォントのリソースID

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetMarginX ( int  margin  )  [virtual]

文字列を配置する時の横方向のマージンを設定する

文字列を配置する時の横方向のマージンを設定します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

引数:
margin マージン幅

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetMarginY ( int  margin  )  [virtual]

文字列を配置する時の縦方向のマージンを設定する

文字列を配置する時の縦方向のマージンを設定します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

引数:
margin マージン幅

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetAlign ( int  align  )  [virtual]

文字列の配置情報を設定する

文字列の配置情報を設定します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。
文字列の配置情報は SGDialog::SetAlign() を使用すると便利です。

引数:
align 配置
左右方向の寄せ

SG_ALIGN_CENTER  中央
SG_ALIGN_LEFT    左寄せ
SG_ALIGN_RIGHT   右寄せ

上下方向の寄せ

SG_ALIGN_MIDDLE  中央
SG_ALIGN_TOP     上寄せ
SG_ALIGN_BOTTOM  下寄せ

属性

SG_ALIGN_XSTRETCH 横方向が枠に収まらない時は幅を縮小して全部を表示します。
SG_ALIGN_YSTRETCH 縦方向が枠に収まらない時は高さを縮小して全部を表示します。
SG_ALIGN_STRETCH  横方向または縦方向が枠に収まらない時は縮小して全部を表示します。
SG_ALIGN_COMMA    3桁毎にカンマを追加し、通貨表示にします(1,234,567)
SG_ALIGN_NOCLIP   枠からはみ出す場合でもクリップしないでそのまま表示します。

左右方向の寄せと上下方向の寄せをそれぞれ指定できます。
属性は複数指定可能です。
寄せや属性など複数指定の場合は|(or)で組み合わせて指定します。

参照:
SGDialog::SetAlign(int objid,int align)

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetColor ( unsigned int  col  )  [virtual]

文字列表示色を設定する

文字列を表示する色を設定します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

引数:
col 文字色

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetColorEffect ( unsigned int  col  )  [virtual]

効果色を設定する

文字列を表示する際の効果色を設定します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

引数:
col 文字色

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

void SetLinespace ( int  space  )  [virtual]

複数行文字列を表示する時の改行幅を設定する

複数行文字列を表示する時の改行幅を設定します。 オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

引数:
space 改行幅

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetFontId (  )  [virtual]

使用しているフォントを取得する

このオブジェクトが使用しているフォントのリソースIDを取得します。
オブジェクトがフォントを持っていない場合は0(ゼロ)が返ります。

戻り値:
フォントのリソースIDを返す。

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetMarginX (  )  [virtual]

文字列を配置する時の横方向のマージンを取得する

文字列を配置する時の横方向のマージンを取得します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

戻り値:
マージン幅

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetMarginY (  )  [virtual]

文字列を配置する時の縦方向のマージンを取得する

文字列を配置する時の縦方向のマージンを取得します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、処理は無視されます。

戻り値:
マージン幅

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetAlign (  )  [virtual]

文字列の配置情報を取得する

文字列の配置情報を取得します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、0ゼロが返ります。 文字列の配置情報の取得は SGDialog::GetAlign() を使用すると便利です。

戻り値:
配置
左右方向の寄せ
SG_ALIGN_CENTER  中央
SG_ALIGN_LEFT    左寄せ
SG_ALIGN_RIGHT   右寄せ
上下方向の寄せ
SG_ALIGN_MIDDLE  中央
SG_ALIGN_TOP     上寄せ
SG_ALIGN_BOTTOM  下寄せ
属性
SG_ALIGN_XSTRETCH 横方向が枠に収まらない時は幅を縮小して全部を表示します。
SG_ALIGN_YSTRETCH 縦方向が枠に収まらない時は高さを縮小して全部を表示します。
SG_ALIGN_STRETCH  横方向または縦方向が枠に収まらない時は縮小して全部を表示します。
SG_ALIGN_COMMA    3桁毎にカンマを追加し、通貨表示にします(1,234,567)
SG_ALIGN_NOCLIP   枠からはみ出す場合でもクリップしないでそのまま表示します。
属性は複数指定されている場合があります。
参照:
SGDialog::GetAlign(int objid)

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

unsigned int GetColor (  )  [virtual]

文字列表示色を取得する

文字列を表示する色を取得します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、0ゼロが返ります。

戻り値:
文字色

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

unsigned int GetColorEffect (  )  [virtual]

効果色を取得する

文字列を表示する際の効果色を取得します。
オブジェクトが文字列を持たない場合、0ゼロが返ります。

戻り値:
効果色

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetLinespace (  )  [virtual]

複数行文字列を表示する時の改行幅を設定する

複数行文字列を表示する時の改行幅を設定します。 オブジェクトが文字列を持たない場合、0ゼロが返ります。

戻り値:
改行幅

SGButtonObject, SGEditboxObject, SGFrameObject, と SGTextObjectで再定義されています。

int GetEnableRepeat (  )  [virtual]

押し下げ状態の時にクリックを許可する/しないを設定

押し下げ状態の時に次のクリックを許可するかしないかを設定します。 詳しくは SetPushTime の説明を参照して下さい。

引数:
enable TRUE:許可する FALSE:許可しない
参照:
SGObject::SetPushTime(int time) キーリピートの有効/無効を取得するキーリピートの有効/無効を取得します。 キーリピートが有効なオブジェクトはボタンとエディットボックスのみです。
戻り値:
TRUE 有効
FALSE 無効

SGButtonObject, と SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetEnableRepeat ( int  enable = 1  )  [virtual]

キーリピートの有効/無効を設定する

キーリピートの有効/無効を設定します。
キーリピートが有効なオブジェクトはボタンとエディットボックスのみです。
その他のオブジェクトに設定した場合は無視されます。
初期状態ではキーリピートは無効に設定されています。

引数:
enable 有効/無効

TRUE  有効(省略時)
FALSE 無効

SGButtonObject, と SGEditboxObjectで再定義されています。

void GetRepeatTime ( int &  first,
int &  interval 
) [virtual]

キーリピートが開始されるまでの時間とキーリピート間隔を取得する

キーリピートが開始されるまでの時間とキーリピート間隔を取得します。

引数:
first キーリピートが開始されるまでの時間取得用(ms)
interval キーリピート間隔取得用(ms)

SGButtonObject, と SGEditboxObjectで再定義されています。

void SetRepeatTime ( int  first,
int  interval 
) [virtual]

キーリピートが開始されるまでの時間とキーリピート間隔を設定する

キーリピートが開始されるまでの時間とキーリピート間隔を設定します。

引数:
first キーリピートが開始されるまでの時間(ms)
interval キーリピート間隔(ms)

SGButtonObject, と SGEditboxObjectで再定義されています。

int GetPushTime (  )  [virtual]

押し下げ状態を維持する時間を取得

押し下げ状態を維持する時間を取得します。

戻り値:
時間(ms)

SGButtonObjectで再定義されています。

void SetPushTime ( int  time  )  [virtual]

押し下げ状態を維持する時間を設定

押し下げ状態を維持する時間を設定します。
初期状態(設定しない場合)は200msです。
押し下げられたボタンは、ボタンを離した時(UPイベント時)元の状態に戻りますが、 押してから離すまでの時間が、ここで設定した時間以下の場合はDOWN状態を維持し、ボタンの表示は押下状態を 維持します。その場合、設定した時間が経過した時に元の状態に戻ります。
SGObject::SetPushClickEnable() でFALSE(許可しない)が設定されている場合、押し下げられているボタンを もう一度クリックしてもクリックイベントは発生しません。
※ 初期状態(設定しない場合)では PushClickEnable は不許可に設定されています。

引数:
time 時間(ms)
参照:
SGObject::SetPushClickEnable(int enable)

SGButtonObjectで再定義されています。

int GetPushClickEnable (  )  [virtual]

押し下げ状態の時にクリックを許可する/しないを取得

押し下げ状態の時に次のクリックを許可するかしないかを取得します。

TRUE:許可する

戻り値:
FALSE:許可しない 

SGButtonObjectで再定義されています。

void SetPushClickEnable ( int  enable  )  [virtual]

押し下げ状態の時にクリックを許可する/しないを設定

押し下げ状態の時に次のクリックを許可するかしないかを設定します。 詳しくは SetPushTime の説明を参照して下さい。

引数:
enable TRUE:許可する FALSE:許可しない
参照:
SGObject::SetPushTime(int time)

SGButtonObjectで再定義されています。

int GetType (  ) 

オブジェクトの種類を取得する

オブジェクトの種類を取得します。

戻り値:
種類
SG_OBJ_BUTTON(1)   ボタン
SG_OBJ_EDITBOX(2)  エディットボックス
SG_OBJ_FRAME(3)    フレーム
SG_OBJ_PICTURE(4)  ピクチャー
SG_OBJ_ICON(5)     アイコン
SG_OBJ_CANVAS(6)   キャンバス
SG_OBJ_TEXT(7)     テキスト
SG_OBJ_KEYBOARD(8) キーボード
SG_OBJ_GROUP(9)    グループ
int GetId (  ) 

リソースIDを取得する

オブジェクトのリソースIDを取得します。

戻り値:
リソースID
int GetAttr (  ) 

オブジェクトの属性を取得する

オブジェクトの属性を取得します。

戻り値:
属性
SG_ATTR_NORMAL  (0)
SG_ATTR_DISABLE (1)
SG_ATTR_ACTIVE  (2)
SG_ATTR_FOCUS   (3)
SG_ATTR_DOWN    (4)
SG_ATTR_ACTDOWN (5)
SG_ATTR_HIDE    (6)
SG_FOCUS_ON     (16)
SG_FOCUS_OFF    (17)
int IsPush (  ) 

押し下げ状態かを確認する

押し下げ状態かどうか確認します。 オブジェクトがボタンでかつ押下状態の時TRUEが戻ります。

戻り値:
TRUE 押下状態
FALSE 解放(ノーマル)状態
int GetFocus (  ) 

フォーカスの状態を取得する

フォーカスの状態を取得します。

戻り値:
TRUE フォーカス状態
FALSE フォーカスされていない状態
void GetDialogPos ( int &  x,
int &  y 
)

ダイアログの位置を取得する

このオブジェクトを持っているダイアログの表示座標を取得します。

引数:
&x X座標(取得用)
&y Y座標(取得用)
SGCore * Core (  )  [protected]

コアオブジェクトを取得する

コアオブジェクトを取得します。

戻り値:
SGCoreクラスのポインタ
SGSurface * Surface (  )  [protected]

サーフェースを取得する

オブジェクトを持っているダイアログのサーフェースを取得します。
オブジェクトを表示するサーフェースです。

戻り値:
SGSurfaceクラスのポインタ

このクラスの説明は次のファイルから生成されました:

PlusG リファレンスマニュアル Ver 2.0.0