クラス SGCanvasObject

キャンバスウィジェットを提供するクラス [詳細]

#include <sgobject.h>

SGCanvasObjectに対する継承グラフ

Public メソッド
	SGCanvasObject (SGDialog dlg, SGObject parent, int id)
	コンストラクタ
virtual	~SGCanvasObject ()
	デストラクタ
virtual SGHandle	HitTest (int posx, int posy)
virtual void	Draw (SGSurface *surface, SGRect region, int offx=0, int offy=0)
int	CreateSurface ()
	キャンバスオブジェクトを作成する
void	SetSurface (SGSurface *surface)
	キャンバスオブジェクトを登録する
SGSurface *	GetSurface ()
	サーフェースを取得する

説明

キャンバスウィジェットを提供するクラス

コンストラクタとデストラクタ

SGCanvasObject	(	SGDialog *	dlg,
		SGObject *	parent,
		int	id
	)

コンストラクタ

引数:

	dlg	このオブジェクトを持っているダイアログ
	parent	このオブジェクトを管理する親オブジェクト
	id	オブジェクトのリソースID

~SGCanvasObject ( ) [virtual]

デストラクタ

CreateSurface()で作成されたサーフェース、SetSurface()で登録されたサーフェースが存在する場合そのサーフェースのRelease()をコールし、そのポインタをdeleteします。
SetSurface()で登録した場合はポインタの管理に十分注意して下さい。
デストラクタでのリリースやdeleteを回避する場合は、終了前にSetSurface(NULL)を実行して下さい。

関数

SGHandle HitTest	(	int	posx,
		int	posy
	)			`[virtual]`

指定した座標にオブジェクトが存在するか判定する指定した座標にオブジェクトが存在するか判定します。

引数:

	posx	X座標(ダイアログの左辺を0とする)
	posy	Y座標(ダイアログの上辺を0とする)

戻り値:: オブジェクトが存在する場合、オブジェクトのハンドルを返す。存在しない場合、0を返す。

SGObjectを再定義しています。

void Draw	(	SGSurface *	surface,
		SGRect	region,
		int	offx = `0`,
		int	offy = `0`
	)			`[virtual]`

オブジェクトを描画する更新範囲内に含まれるオブジェクトの描画を行います。

引数:

	surface	表示するサーフェース
	region	更新範囲
	offx	オフセットX
	offy	オフセットY

SGObjectを再定義しています。

int CreateSurface ( )

キャンバスオブジェクトを作成する

この関数は動的にサーフェースを作成しますが、既にサーフェースが存在している場合は以前のサーフェースのRelease()をコールし、そのポインタをdeleteします。

戻り値:

	TRUE	オブジェクトの作成に成功した
	FALSE	オブジェクトの作成に失敗した

void SetSurface ( SGSurface * surface )

キャンバスオブジェクトを登録する

登録の際、既にサーフェースが存在している場合も以前に作成されたサーフェースのリリースやdeleteは行いません。
この関数の２回目以降の呼び出しの前回のサーフェースの解放はユーザ側で行う必要があります。

戻り値:

	TRUE	オブジェクトの作成に成功した
	FALSE	オブジェクトの作成に失敗した

SGSurface * GetSurface ( )

サーフェースを取得する

現在登録されているサーフェースのポインタを取得します。

戻り値:: サーフェースのポインタ

このクラスの説明は次のファイルから生成されました:

sgobject.h
sgobject.cpp

クラス SGCanvasObject

Public メソッド

説明

コンストラクタとデストラクタ

関数