クラス SGCanvasDraw

コンストラクタ

コンストラクタ

引数:

surface

サーフェース

デストラクタ

描画を行うサーフェースを登録する

描画を行うサーフェースを登録します。

登録したサーフェスを取得する

登録したサーフェスを取得します。

戻り値:

サーフェス

描画準備を行う

描画準備を行う為にコールしますが、この関数は何もしません。
SGCairoDrawクラスとの互換性を保つ為に残されています。
グラフィックを使用する為に１度だけコールしてください。
いつでも基本クラスを変更できるようにする為、SGCanvasDraw と SGCairoDraw は全ての 関数名が同じになっています。
コールしなくても動作しますが、この関数を使用しないと基本クラスを SGCairoDraw に切り替える ことが出来なくなってしまいますので、使用するようにして下さい。

戻り値:

	TRUE	成功
	FALSE	失敗

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

描画準備が出来ているか確認する

描画準備が出来ているか確認します。

戻り値:

	TRUE	準備が出来ている状態です
	FALSE	準備ができていない状態です

描画を更新する

描画を更新します。

戻り値:

	TRUE	正常
	FALSE	異常

描画を終了する

描画を終了する為に１度だけコールします。

戻り値:

	TRUE	正常
	FALSE	異常

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

コピーページ

この関数は何もしません。
SGCairoDrawクラスとの互換性を保つ為に残されています。

アンチエイリアス機能のON/OFFを行う

アンチエイリアス機能のON/OFFを行います。
※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

enable

ON/OFF TRUE アンチエイリアスする FALSE アンチエイリアスしない

カレントペンの色を指定する

カレントペンの色を指定します。

引数:

	red	赤要素（0-255）
	green	緑要素（0-255）
	blue	青要素（0-255）

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

カレントペンの色を透明色に指定する

カレントペンの色を透明に指定します。

線の太さを設定する

線の太さを設定します。 ※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

width

太さ

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

線種（実線・破線）の指定

破線（実線）の設定を行います。
パラメータを全て省略すると実線を指定します。

引数:

	dashes	破線データの配列
	num	配列の数
	offset	開始のオフセット

例:

example_canvas_dash.cpp.

塗りつぶし規則を指定する

塗りつぶしの規定を指定します。
クローズサブパスが複数存在するパスの内側/外側を判定する法則を指定します。 ※現在この関数は未対応です。CV_FILL_RULE_EVEN_ODD固定になっています。

引数:

rule

塗りつぶしの法則 CV_FILL_RULE_WINDING パスの方向、右回り/左回りで判断する（規定） CV_FILL_RULE_EVEN_ODD 偶数/奇数で判断する

例:

example_canvas_fillstyle.cpp.

線の端属性を指定する

線の端属性を設定します。
※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

cap

端属性 CV_LINE_CAP_BUTT 端なし。ぶつ切り。(規定) CV_LINE_CAP_ROUND 線の太さが直径の半円の端。 CV_LINE_CAP_SQUARE 線の太さの正方形の半分の端。

例:

example_canvas_cap.cpp.

線の接続属性の指定する

線の接続属性を設定します。
※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

join

接続属性 CV_LINE_JOIN_MITER 真っすに線を延ばして交差させる(規定) CV_LINE_JOIN_ROUND 線の太さが直径の円弧でつなぐ CV_LINE_JOIN_BEVEL 端の外角を直線でつなぐ

例:

example_canvas_join.cpp.

線の接続属性「MITER」の限界角度を設定する

線の接続属性に「MITER」を選択した場合の限界角度を設定します。
接続線の角度が、ここで指定した角度より小さい角度（より鋭角）の場合、 接続属性を「BEVEL」に置き換えて線を描きます。
例えば、３０を指定した場合、３０度の接続線は「MITER」で描画しますが、 ２９度の接続線は「BEVEL」で描画します。
初期値は約11.4度が設定されています。
※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

limit

角度deg

描画属性を設定する

※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

op

属性

精度を設定する

※現在この関数は未対応です。機能しません。

引数:

tolerance

精度

新しいパスを準備する

新しいパスを準備します。
この関数のコール後、カレントポイント、カレントパスは無くなります。

例:

example_canvas_clip.cpp.

新しいサブパスを準備する

新しいサブパスを準備します
この関数のコール後、カレントポイントは無くなります。
CvMoveTo() を使用した時も同じ効果が得られます。したがって、ほとんどの場合において この関数を使用する必要はありません。
この関数を使用すると便利な場面は、パスの先頭が円弧の時です。
円弧で始まるサブパスの描画準備を CvMoveTo() で行おうとすると円弧の描画開始位置を わざわざ計算し、その場所へ移動しなければならなくなります。
そのような場合に CvNewSubPath() を使うと簡単に開始できます。

例:

example_canvas_fillstyle.cpp.

パスを閉じる

カレントのサブパスの終点から始点に向かって線を追加しパスを閉じます。 既に閉じている（終点と始点が同じ座標）場合は何もしましせん。 カレントのサブパスが保持する点の数が２点以下の場合も、パスを閉じることは できません。

例:

example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, と example_canvas_hello.cpp.

カレントポイントを移動する

新しいサブパスを準備します。
この関数を実行するとカレントポイントをx,yに移動します。

引数:

	x	カレントポイントX
	y	カレントポイントY

例:

example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_hello.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

カレントポイントを相対座標指定で移動する

この関数は相対座標指定タイプの CvMoveTo() です。 新しいサブパスを準備します。
この関数を実行するとカレントポイントをdx,dy分移動します。
カレントポイントが無い状態でこの関数を実行するとエラー終了となります。 この関数を正常終了するとカレントポイントは(cpx+dx,cpy+dy)座標になります。 cp=カレントポイント
CvMoveTo( cpx+dx , cpy+dy );
と等価です。

引数:

	dx	カレントポイント移動量X
	dy	カレントポイント移動量Y

カレントパスに直線を追加する

カレントパスに直線を追加します。
直線はカレントポイントからx,y座標に引かれます。
カレントポイントがない状態でこの関数を実行すると CvMoveTo() と同じになります。 この関数を終了するとカレントポイントは(x,y)座標になります。

引数:

	x	直線の終点座標X
	y	直線の終点座標Y

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, と example_canvas_fillstroke.cpp.

カレントパスに直線を相対座標指定で追加する

この関数は相対座標指定タイプの CvLineTo() です。 カレントパスに直線を追加します。
直線はカレントポイントからdx,dy分移動した座標に引かれます。
cp=カレントポイント
CvLineTo( cpx+dx , cpy+dy );
と等価です。
カレントポイントが無い場合、この関数は実行を無視します。 この関数を正常終了するとカレントポイントは(cpx+dx,cpy+dy)座標になります。

引数:

	dx	直線の終点座標X（移動量、カレントポイントからの相対で指定）
	dy	直線の終点座標Y（移動量、カレントポイントからの相対で指定）

例:

example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

カレントパスに曲線を追加する

カレントパスに曲線を追加します。
カレントポイントから(x,y)座標に、２つのコントロールポイント(c1x,c1y)(c2x,c2y)を使用した曲線を引きます。
この関数を終了するとカレントポイントは(x,y)座標になります。 カレントポイントがない状態でこの関数を実行すると CvMoveTo(x,y) と同じになります。

引数:

	c1x	コントロールポイント１X
	c1y	コントロールポイント１Y
	c2x	コントロールポイント２X
	c2y	コントロールポイント２Y
	x	曲線の終点座標X
	y	曲線の終点座標Y

例:

example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, と example_canvas_fillstroke.cpp.

カレントパスに曲線を相対座標指定で追加する

この関数は相対座標指定タイプの CvCurveTo() です。 cp=カレントポイント
CvCurveTo( cpx+c1x,cpy+c1y , cpx+c2x,cpy+c2y , cpx+dx,cpy+dy );
と等価です。
カレントパスに曲線を追加します。
カレントポイントから(cpx+dx,cpy+dy)座標に、２つのコントロールポイント (cpx+c1x,cpy+c1y)(cpx+c2x,cpy+c2y)を使用した曲線を引きます。
カレントポイントが無い状態でこの関数を実行するとエラー終了となります。 この関数を正常終了するとカレントポイントは(cpx+dx,cpy+dy)座標になります。

引数:

	c1dx	コントロールポイント１X（移動量、カレントポイントからの相対で指定）
	c1dy	コントロールポイント１Y（移動量、カレントポイントからの相対で指定）
	c2dx	コントロールポイント２X（移動量、カレントポイントからの相対で指定）
	c2dy	コントロールポイント２Y（移動量、カレントポイントからの相対で指定）
	dx	曲線の終点座標X（移動量、カレントポイントからの相対で指定）
	dy	曲線の終点座標Y（移動量、カレントポイントからの相対で指定）

カレントパスに文字列パスを追加する

カレントパスに文字列パスを追加します。

引数:

	text	文字列
	size	文字サイズ

参照:

void SGCanvasDraw::CvSelectFont(const char* filename,int slant,int bold)

例:

example_canvas_hello.cpp.

カレントパスに矩形を追加する

カレントパスに矩形クローズドパスを追加します。
この関数はカレントポイント位置に矩形を追加します。

引数:

	x	矩形左下座標X
	y	矩形左下座標Y
	w	矩形の幅
	h	矩形の高さ

例:

example_canvas_clip.cpp, と example_canvas_fillstyle.cpp.

カレントパスに円形を追加する

カレントパスに円形クローズドパスを追加します。
この関数はカレントポイント位置に円形を追加します。

引数:

	cx	円の中心のX座標
	cy	円の中心のY座標
	radius	円の半径

カレントパスに円形（反時計周り）を追加する

カレントパスに円形クローズドパスを追加します。
この関数はカレントポイント位置に円形（反時計周り）を追加します。

引数:

	cx	円の中心のX座標
	cy	円の中心のY座標
	radius	円の半径

時計回り円弧を追加

カレントパスに円弧を追加します
弧は(cx,cy)を中心に、半径radius、開始角deg1から終了角deg2まで時計回りで描画されます。
カレントパスが存在する場合、描画された円弧はカレントパスに追加されます。
つまりカレントポイントが存在する場合、そのカレントポイントから円弧の開始位置へ
直線が描画されます。
追加したくない場合はCvNewSubPath()を呼ぶことで回避できます。
描画終了後、カレントポイントは円弧の終了位置に移動します。
角度は３時の位置が０度です。

引数:

	cx	円弧の中心座標X
	cy	円弧の中心座標Y
	radius	半径
	deg1	開始角度
	deg2	終了角度

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

反時計回り円弧を追加

カレントパスに円弧を追加します。
弧は(cx,cy)を中心に、半径radius、開始角deg1から終了角deg2まで反時計回りで描画されます。 カレントパスが存在する場合、描画された円弧はカレントパスに追加されます。
つまりカレントポイントが存在する場合、そのカレントポイントから円弧の開始位置へ
直線が描画されます。
追加したくない場合はCvNewSubPath()を呼ぶことで回避できます。 描画終了後、カレントポイントは円弧の終了位置に移動します。
角度は３時の位置が０度です。

引数:

	cx	円弧の中心座標X
	cy	円弧の中心座標Y
	radius	半径
	deg1	開始角度
	deg2	終了角度

例:

example_canvas_arcnegative.cpp, と example_canvas_fillstyle.cpp.

パスデータの維持を指示する

輪郭 CvStroke()、塗りつぶし CvFill()、クリップ CvClip() を実行後も パスのデータを維持するように指示します。
通常、CvStroke() CvFill() CvClip() は実行後カレントのパスは消えてしまいます。
CvStroke() CvFill() CvClip() をコールする前に、この CvPreservePath() をコールしておくと カレントのパスデータが維持されます。

例:

example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, と example_canvas_hello.cpp.

輪郭線を描く

カレントのパスをカレントの色、線種、太さで輪郭線を描きます。
コマンド実行後カレントのパスデータは消えてしまいます。
パスデータを維持させたい場合は CvPreservePath() を実行前にコールします。

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_cap.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_curveto.cpp, example_canvas_dash.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, example_canvas_join.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

塗りつぶす

カレントのパスをカレントの色で塗りつぶします。
コマンド実行後カレントのパスデータは消えてしまいます。
パスデータを維持させたい場合は CvPreservePath() を実行前にコールします。

例:

example_canvas_arc.cpp, example_canvas_arcnegative.cpp, example_canvas_clip.cpp, example_canvas_curverect.cpp, example_canvas_fillstroke.cpp, example_canvas_fillstyle.cpp, example_canvas_hello.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

クリッピングする

カレントのパス領域をクリッピング領域に指定します。
※現在この関数は未対応です。機能しません。

例:

example_canvas_clip.cpp.

クリッピングを解除する

クリッピングを解除します。 ※現在この関数は未対応です。機能しません。

状態（変換マトリックス）を保存する

現在の状態（変換マトリックス）を保存します。

状態（変換マトリックス）を復元する

状態（変換マトリックス）を CvSave() で保存した時点に戻します。

変換マトリックスに平行移動を追加

変換マトリックスに平行移動効果を追加します。
（原点が指定した座標に移動します。）
以降の描画に影響を与えます。既に描かれているものには影響しません。
変形効果は現在の値に追加されます。
新たに効果を与える場合はCvTransformReset()で効果をリセットしてください。

引数:

	tx	Ｘ方向移動量
	ty	Ｙ方向移動量

例:

example_canvas_fillstyle.cpp.

変換マトリックスに拡大縮小を追加

変形パラメータに拡大縮小効果を追加します。
以降の描画に影響を与えます。既に描かれているものには影響しません。
変形効果は現在の値に追加されます。
新たに効果を与える場合はCvTransformReset()で効果をリセットしてください。

引数:

	sx	Ｘ方向拡大縮小係数
	sy	Ｙ方向拡大縮小係数

変換マトリックス設定に回転を追加

変形パラメータに回転効果を追加します。
原点を中心に時計回りに回転します。 以降の描画に影響を与えます。既に描かれているものには影響しません。
変形効果は現在の値に追加されます。
新たに効果を与える場合はCvTransformReset()で効果をリセットしてください。

引数:

deg

回転角度

変換マトリックス設定に傾斜を追加

変形パラメータに傾斜効果を追加します。
以降の描画に影響を与えます。既に描かれているものには影響しません。
変形効果は現在の値に追加されます。
新たに効果を与える場合はCvTransformReset()で効果をリセットしてください。

引数:

	degx	Ｘ方向傾斜角
	degy	Ｙ方向傾斜角

変換マトリックス

変換マトリックスを使用して変形パラメータを設定します。
以降の描画に影響を与えます。既に描かれているものには影響しません。
変形効果は現在の値に追加されます。
新たに効果を与える場合はCvTransformReset()で効果をリセットしてください。

引数:

	xx	アフィン変換係数
	yx	アフィン変換係数
	xy	アフィン変換係数
	yy	アフィン変換係数
	x0	アフィン変換係数
	y0	アフィン変換係数

アフィン変換(3×3のマトリックス)
    xx ,    xy ,    x0
    yx ,    yy ,    y0
     0 ,     0 ,     1

移動
     1 ,     0 , Ｘ移動量
     0 ,     1 , Ｙ移動量
     0 ,     0 ,     1

拡大縮小
 倍率Ｘ,     0 ,     0
     0 , 倍率Ｙ,     0
     0 ,     0 ,     1

回転 d=角度
 cos(d),-sin(d),     0
 sin(d), cos(d),     0
     0 ,     0 ,     1

変換マトリックスの取得

現在の変換マトリックスを取得します。

引数:

	xx	アフィン変換係数
	yx	アフィン変換係数
	xy	アフィン変換係数
	yy	アフィン変換係数
	x0	アフィン変換係数
	y0	アフィン変換係数

アフィン変換(3×3のマトリックス)
    xx ,    xy ,    x0
    yx ,    yy ,    y0
     0 ,     0 ,     1

逆変換マトリックスの取得

現在の逆変換マトリックスを取得します。

引数:

	xx	アフィン変換係数
	yx	アフィン変換係数
	xy	アフィン変換係数
	yy	アフィン変換係数
	x0	アフィン変換係数
	y0	アフィン変換係数

アフィン変換(3×3のマトリックス)
    xx ,    xy ,    x0
    yx ,    yy ,    y0
     0 ,     0 ,     1

変換マトリックスのリセット

変換マトリックスをリセットします。

矩形の座標を現在の変換マトリックスで変換する

パラメータrectで与えられた矩形の４点座標を現在の変換マトリックスで変換します。

座標を現在の変換マトリックスで変換する

パラメータ(x,y)で与えられた座標を現在の変換マトリックスで変換します。

書体を選択する

書体を選択します。
CvShowText() CvTextPath() はここで選択した書体を使用します。

引数:

	filename	書体をファイル名で指定します
	slant	斜体 FALSE:通常 TRUE:斜体
	bold	太字 FALSE:通常 TRUE:太字

参照:

void SGCanvasDraw::CvShowText(const char* text,int size)

void SGCanvasDraw::CvTextPath(const char* text,int size)

例:

example_canvas_hello.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

文字列を描画する

カレントポイント位置に CvSelectFont() で指定した書体で文字列を表示します。 現在の変換計数を考慮します（変換計数の影響を受けます）

引数:

	text	描画する文字列
	size	文字のサイズ（文字高をドットで指定）

参照:

void SGCanvasDraw::CvSelectFont(const char* filename,int slant,int bold)

例:

example_canvas_hello.cpp, と example_canvas_vuggy.cpp.

文字列を描画するのに必要なサイズを取得する

文字列を描画するのに必要なサイズを取得します。
CvSelectFont() で指定された書体を使用します。 現在の変換計数を考慮します（変換計数の影響を受けます）

引数:

	text	文字列
	size	文字のサイズ
	ascender	ベースラインから上のサイズ（高さ）
	width	文字列全体の幅
	height	文字列全体の高さ

参照:

void SGCanvasDraw::CvSelectFont(const char* filename,int slant,int bold)

例:

example_canvas_vuggy.cpp.

カレントポイントを取得する

カレントポイント（現在のペンの位置）を取得します。

引数:

	x	カレントポイントX座標
	y	カレントポイントY座標