クラス SGWindow

ウィンドウ機能を提供するクラス [詳細]

#include <sggears.h>

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

 SGWindow (_SGWindow *window)
 コンストラクタ
virtual ~SGWindow ()
 デストラクタ
void Destroy ()
 ウィンドウを破棄する
void Release ()
 確保したリソースを解放する
void CreateEventBuffer (_SGEventBuffer **buffer)
 イベント用バッファを生成する
void AttachEventBuffer (_SGEventBuffer *buffer)
 イベント用バッファを登録する
void DetachEvent ()
 イベント用バッファの登録を解除する
void GetID (int &id)
 ウィンドウ内部使用IDを取得する
void GetPosition (int &x, int &y)
 ウィンドウの位置を取得する
void GetSize (int &w, int &h)
 ウィンドウのサイズを取得する
void Grab ()
 ウィンドウをつかむ
void Ungrab ()
 ウィンドウを放す
void Move (int dx, int dy)
 ウィンドウの位置を変更する(相対座標)
void MoveTo (int x, int y)
 ウィンドウの位置を変更する(絶対座標)
void Resize (int w, int h)
 ウィンドウのサイズを変更する
void SetOpacity (int level)
 ウィンドウの透明度を設定する
int GetOpacity ()
 ウィンドウの透明度を取得する
void EnableEvents (int enable)
 ウィンドウのイベント受信の停止と開始
void GetSurface (_SGSurface **sface)
 _SGSurface* の取得
void SetColorKey (unsigned int col=((((unsigned int) 0x87)<< 24)|(((unsigned int) 0x00)<< 16)|(((unsigned int) 0x87)<< 8)|(unsigned int) 0x00))
 ウィンドウの透明色を設定する
void TopMost ()
 ウィンドウを最前面にする
void PutAtop (_SGWindow *lower)
 ウィンドウの重ね順を変更します。
_SGWindow * GetWindowp ()
 _SGWindow* の取得
void DisableEvents ()
 (未記入)

説明

ウィンドウ機能を提供するクラス


コンストラクタとデストラクタ

SGWindow ( _SGWindow *  window  ) 

コンストラクタ

引数:
window 
~SGWindow (  )  [virtual]

デストラクタ


関数

void Destroy (  ) 

ウィンドウを破棄する

ウィンドウを破棄します。

void Release (  ) 

確保したリソースを解放する

確保したリソースを解放します。

void CreateEventBuffer ( _SGEventBuffer **  buffer  ) 

イベント用バッファを生成する

イベント用バッファを生成します。
アプリケーションがこの関数を使用することはありません。

引数:
buffer _SGEventBuffer* のポインタ(取得用)
void AttachEventBuffer ( _SGEventBuffer *  buffer  ) 

イベント用バッファを登録する

イベント用バッファを登録します。
アプリケーションがこの関数を使用することはありません。

引数:
buffer _SGEventBuffer のポインタ
void DetachEvent (  ) 

イベント用バッファの登録を解除する

イベント用バッファの登録を解除します。
アプリケーションがこの関数を使用することはありません。

void GetID ( int &  id  ) 

ウィンドウ内部使用IDを取得する

内部で使用するウィンドウIDを取得します。
このIDはDFBが生成・管理するものです。
アプリケーションがこの関数を使用することはありません。
ウィンドウに割り当てられたリソースIDとは異なります。注意して下さい。

引数:
id ID(取得用)
void GetPosition ( int &  x,
int &  y 
)

ウィンドウの位置を取得する

ウィンドウの位置を取得します。

引数:
x 座標X(取得用)
y 座標Y(取得用)
void GetSize ( int &  w,
int &  h 
)

ウィンドウのサイズを取得する

ウィンドウのサイズを取得します。

引数:
w 幅(取得用)
h 高さ(取得用)
void Grab (  ) 

ウィンドウをつかむ

ウィンドウをつかみます。
ウィンドウをドラッグ移動する際に使用します。
この関数を使用してから、 Ungrab() をコールするまでの期間においての マウス移動を行うとウィンドウも移動します。

void Ungrab (  ) 

ウィンドウを放す

Grab() でつかんだウィンドウを放します。
マウスでのウィンドウの移動作業を終了します。

void Move ( int  dx,
int  dy 
)

ウィンドウの位置を変更する(相対座標)

ウィンドウの位置を移動量(dx,dy)分移動します。

引数:
dx 移動量X
dy 移動量Y
void MoveTo ( int  x,
int  y 
)

ウィンドウの位置を変更する(絶対座標)

ウィンドウの位置をx,y座標へ移動します。

引数:
x 座標X
y 座標Y
void Resize ( int  w,
int  h 
)

ウィンドウのサイズを変更する

ウィンドウのサイズを変更します。

引数:
w 
h 高さ
void SetOpacity ( int  level  ) 

ウィンドウの透明度を設定する

ウィンドウの透明度を設定します。

引数:
level 透明度 (0:透明〜255:不透明)
int GetOpacity (  ) 

ウィンドウの透明度を取得する

ウィンドウの透明度を取得します。

戻り値:
透明度 (0:透明〜255:不透明)
void EnableEvents ( int  enable  ) 

ウィンドウのイベント受信の停止と開始

ウィンドウのイベント受信の停止と開始をします。

引数:
enable 停止/開始

TRUE  イベントの開始
FALSE イベントの停止
void GetSurface ( _SGSurface **  sface  ) 

_SGSurface* の取得

クラスが管理する _SGSurface クラスのポインタを取得します。
_SGSurface はDFBクラスの別名で IDirectFBSurface と同じです。
アプリケーションがこの関数を使用することはあまりありません。
DFBの関数を直接使用する場合に使用します。

引数:
sface _SGSurface* のポインタ(取得用)
void SetColorKey ( unsigned int  col = ((((unsigned int) 0x87 )<<24)|(((unsigned int) 0x00 )<<16)|(((unsigned int) 0x87 )<<8)|(unsigned int) 0x00 )  ) 

ウィンドウの透明色を設定する

ここで指定した色が透明になります。
引数省略でこの関数を使用すると
SG_COL_TRANSPARENT RGB(0x87,0x00,0x87)
が適用されます。
ダイアログのデフォルトの透明色も SG_COL_TRANSPARENT です。
色指定する場合は RGB(Red,Green,Blue) マクロを使用すると便利です。

引数:
col 色(省略可)
void TopMost (  ) 

ウィンドウを最前面にする

ウィンドウの重ね順を最前面にします。

void PutAtop ( _SGWindow *  lower  ) 

ウィンドウの重ね順を変更します。

ウィンドウの重ね順を lower で指定したウィンドウよりも前面にします。

引数:
lower 比較対象ウィンドウ
_SGWindow * GetWindowp (  ) 

_SGWindow* の取得

クラスが管理する _SGWindow クラスのポインタを取得します。
_SGWindow はDFBクラスの別名で IDirectFBWindow と同じです。
アプリケーションがこの関数を使用することはあまりありません。
DFBの関数を直接使用する場合に使用します。

戻り値:
_SGWindow のポインタ
void DisableEvents (  ) 

(未記入)


このクラスの説明は次のファイルから生成されました:

PlusG リファレンスマニュアル Ver 2.0.0