クラス PGApplication

コンストラクタ

デストラクタ

初期化時コールバック関数

アプリケーション初期化後に呼ばれます。

戻り値:

未定義

認証時コールバック関数

ユーザー認証時に呼ばれます。

引数:

	name	ユーザー名
	pass	パスワード
	pgsock	ソケット

戻り値:

未定義

アプリケーション タイマー イベント

SGApplication::SetApplicationTimerInterval()で設定したインターバルで発生する タイマーイベントを受けてコールされます。
タイマーを使った処理を行う場合は、OnTimer 関数をオーバーライドして使用して下さい。

構造体:

TimeVal {
    long    tv_sec;     // 秒
    long    tv_usec;    // マイクロ秒
};

引数:

	time	イベントが発生した時間
	id	タイマー登録時にセットされたID

SGApplicationを再定義しています。

認証確認 コールバック関数

未認証ソケット、または、認証を失ったソケットから、セッションID が付いているコマンドを受信するとコールバックされます。
ここでは、受信した「セッションID」がセッションリストに存在すれば認証とする簡易認証が実行されます。
より高度な認証を行う場合は、この関数をOverrideして下さい。

引数:

	sessionid	セッションID
	pgsock	ソケット

戻り値:

	true	認証する
	false	認証しない（ソケットがクローズされます）

クライアントアプリケーションの起動通知

クライアントアプリケーションが起動時に発行する HELLO コマンドを受信した時にコールバックされます。
この関数はコールバックを目的とした仮想関数ですが、「Top.json」を開くという処理が含まれています。
起動時に何か処理を追加する場合は、この関数を Override します。その時、起動したデバイスに Top.json ダイアログ を開かせる場合は、この基本クラス PGApplication::OnStart(pgsock,type,width,height) をコールします。
初期画面を Top.json ダイアログ以外のファイルを指定したい場合は、ここで OPEN コマンドなどを発行し、基本クラスの呼び出しを 停止してください。
この時発行するコマンドには必ず SessionId をつけて下さい。
また、コマンドの発行は必須です。何も必要無い場合は KEEPALIVE にセッションIDを付加して送信して下さい。

OPEN コマンド送信サンプル

PGJsonCommand co("OPEN");
co.SetValue( "File", "Dialog.json" );
co.SetValue( "FileSource", "STATION" );
co.SetValue( "SessionId", pgsock->mSessionId );
pgsock->SendData( co.GetJson() );

KEEPALIVE コマンド送信サンプル

PGJsonCommand co("KEEPALIVE");
co.SetValue( "SessionId", pgsock->mSessionId );
pgsock->SendData( co.GetJson() );

引数:

	pgsock	ソケット
	デバイス	タイプ MOBILE または PAD が返ります
	デバイス	画面ドット数 幅
	デバイス	画面ドット数 高さ

アプリケーション タイマー イベント

SGApplication::SetApplicationTimerInterval()で設定したインターバルで発生する タイマーイベントを受けてコールされます。
この関数は拡張専用でブランク（何もしない）仮想関数(Virtual)です。
タイマーを使った処理を行う場合は、この関数をオーバーライドして使用します。

構造体:

TimeVal {
    long    tv_sec;     // 秒
    long    tv_usec;    // マイクロ秒
};

引数:

	time	イベントが発生した時間
	id	タイマー登録時にセットされたID

ソケット用IDの作成

ソケットに使用するIDを作成し返します。

戻り値:

id 生成したID

セッション用タイマーIDの作成

セッションが使用するタイマーIDを作成し返します。

戻り値:

id 生成したID

アプリケーションの初期化

アプリケーションを初期化します。 アプリケーション起動直後に呼ばれます。 SGApplication::Initialize を呼び出します。

引数:

	argc	コマンドライン引数の要素数
	argv	コマンドライン引数の配列

戻り値:

SGApplication::Initialize 、PGStationSocket::Open 、OnInit のいずれかの関数の戻り値を返します。

SGApplicationを再定義しています。

ダイアログの生成と登録

ダイアログを生成し、ダイアログ管理リストへ登録します。

引数:

dialogname

生成するダイアログの名前

戻り値:

生成されたダイアログのポインタ

セッションの生成と登録

セッションを生成し、セッション管理リストへ登録します。

引数:

	sessionid	新規に生成するセッションID
	timeout	有効期限

戻り値:

	true	成功
	false	失敗

ダイアログリストの取得

アプリケーションが保持しているダイアログのリストを取得します。

戻り値:

ダイアログリストを返します。

セッションリストの取得

アプリケーションが保持しているセッションのリストを取得します。

戻り値:

セッションリストを返します。

実行ファイルのディレクトリを取得

アプリケーションが保持しているソケットのリストを取得します。

戻り値:

ソケットリストを返します。

JSON 文字列送信.

sessionid で指定したセッションが dialogname で指定したダイアログを開いている場合は、引数 json で指定した文字列を送信します。
共有ダイアログの場合は、sessionid に "SessionIdShared" を指定して下さい。全ての接続が対象となります。

引数:

	sessionid	セッションID（"SessionIdShared"で共有ダイアログ対象となります）
	dialogname	ダイアログ名
	json	JSON 文字列

セッションIDの削除

ソケットが記憶しているセッションIDをクリアします。 クローズする？

引数:

sessionid

セッションID

ソケットの取得

指定されたIDを持つソケットをリストからサーチします。

引数:

	id	ID
	socket	ソケット受け取り用ポインタ

戻り値:

メッセージIDを返します。

待ち受けソケット

ダイアログリスト

セッションリスト

アプリケーションログ