PlusG SMART Solutionは、クライアント・サーバ方式のアプリケーションです。
クライアントはスマートフォン、タブレットなどのAndroid端末を使用します。
サーバ側はソースコードによる提供なのでLinux、Windowsなどいろいろなケースで動作可能ですが、 サンプルとして提供している(マニュアル上で想定している)環境はLinux上で動くアプリケーションとしています。
本書ではサーバ側アプリケーションをステーションと呼びます。
Linux機を準備します。
Windowsへ仮想PCを準備しLinuxをセットアップする方法を推奨します。
仮想PCは、VirtualPC、VirtualBox、VMware、などが有名です。
最終的にLinuxボードを使用する場合もビルド環境として必要になるのでLinux環境は必須です。
Linuxパソコン、または、仮想PCでLinuxを準備して下さい。
Linux環境の構築手順は 当社Webサイトにて手順が公開されています。
http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?VirtualBox_install
アンドロイド端末に PlusG SMART Solution の専用アプリケーションをインストールします。
当社Webサイト http://www.si-linux.co.jp/pub/SmartSolution/PGSMonitor/CurrentVersion/
より PGSMonitor.apk をダウンロードして下さい。
アンドロイドの「ダウンロード」アプリを起動し、ダウンロードした apkをインストールして下さい。
「+G」というアイコンをタップして起動します。
起動後、メニューキーを押して、メニューを表示させ「IPアドレス登録」を選択します。
サーバ・アプリケーションが完成していればサーバのIPアドレスを登録しますが、 それまでは「リソースエディタ」がサーバとなりますので、WindowsのIPアドレスを登録して下さい。
Windowsに リソースエディタ をインストールします。
リソースエディタは PlusG SMART Solution 付属のダイアログ生成ツールです。
当社Webサイト http://www.si-linux.co.jp/pub/SmartSolution/ResourceEditor/CurrentVersion/
より最新版の ResourceEditor?.?.?.?.zip をダウンロードして下さい。
インストールはzipファイルを展開するだけです。インストールしたいフォルダでzipを展開して下さい。
ファイル構成は次の様になっています。
ResourceEditor/ インストールフォルダ(展開フォルダ) ├─assets/ 標準でインストールされている画像などが保存されているフォルダ ├─resources/ 自分で作成した画像を保存するフォルダ ├─samples/ ダイアログのサンプルが保存されているフォルダ ├─templates/ スケルトン・ソースコード・自動生成機能が使用するソースコード └─SGResourceEditor.exe エディタプログラム本体 |
SGResourceEditor.exeをクリックして起動して下さい。
設定は1カ所だけです。起動後左上に表示されるエディットボックスにプロジェクトフォルダを登録します。
プロジェクトフォルダにはスケルトン・ソースコード・自動生成機能で作成されるソースコードが保存されるフォルダです。
このとき、プロジェクト名と同名のフォルダを作成し、その中にソースコードが作成されます。
Windowsに テキストエディタ をインストールします。
PlusG SMART Solution には、当社が販売する「統合開発環境SWEET」のライセンスが付属しています。
当社Webサイト http://www.si-linux.co.jp/index.php?SWEET_download
より最新版の SweetInstaller?_?_?_?.exe をダウンロードして下さい。
※Free版をダウンロードして下さい。製品版のダウンロードはありません。インストール後「認証コード」を 登録することで製品版となります。
ダウンロードしたファイルはインストーラです。実行後、指示に従ってインストールを完了させて下さい。